チュニック・ブラウスって?

チュニックブラウスは丈の長いブラウスで、スカートやパンツの上に合わせたスタイルが一般的。
「チュニック」の歴史は古く紀元前3000年の昔から存在していた、その当時から用途や着方は現在と同じように多彩であった。
長さは腰、膝、足首といろいろ、袖付き、袖無し、ベルトも使ったり使わなかったり、下着にもシャツにも使われ、コートとしても活用された。
現代でも同様に使われ方は幅広く、ブラウス以外には、チュニックコート、チュニックジャケット、チュニックスカート、チュニックドレス、
チュニックワンピーという複数のアイテム展開があり、ジーンズなどのパンツルックのボトムスと併用して、マニッシュなスタイルを良く見かける。
現在女性の必須アイテムである。

チュニックの利用方法

チュニックは、歴史的には、男性用も含まれているが現在の日本では、主に女性用のカジュアルな上衣と位置づけられている。
チュニックの形状は、筒状を基本となっているアンダーバストあたりから自然に裾を広げるもの、腰の位置あたりで裾をスカートの
ように幅広にするものなど多様である。どの場合でも上半身は比較的緩めのデザインとなる。
また、チュニックを、Tシャツやキャミソールなどの上に着用して、比較的シンプルなデザインのカットソーに対して、
空気感、軽快さ、繊細さなどを加え、着こなしのバリエーションを広げることができる。通常のワンピースとは単に総丈が違うだけではなく、
よりカジュアルなシーンで着用されることが多い。また、緩やかな形状ゆえ、マタニティウェアとして用いられることもある。
その他、チュニックとパンツの併用は、機能性が高いことから、看護・介護などの業務を行う人々の制服としても利用される。

チュニックの作り方

チュニックをハンドメイドで作る為に様々なアイテムが揃っており、例えば、チュニックの型紙やチュニックの編み図など、
初心者には作り方を教えてくれる洋裁教室も沢山ありますので活用してみては・・・。
チュニックの身生地は、綿、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、アクリル
シフォン、ダブルガーゼ、パワーネット、ジャカード織など様々な種類にわたっています。
透け感を演出したり素材に質感や変化を与えるためにシャンブレー、楊柳、シワ加工、パッチワーク、刺繍、ラインストーンなどが
施されることもあります。
さらに、カジュアルさを強調する場合は、裾や胸ヨーク、アンダーバストなどにフリルやリボン、レーステープトリミングなどを
施して下着風・ベビードール風にアレンジしたり、カシュクール風に胸元を開ける、裾をイレギュラーに仕上げるなどの処理を行ったりします。